写真は鍛造品です。不恰好です。色も白味を帯びています。
しかし、立派な素晴らしい材料です。
そして、この鍛造した材料を我らが職人が今から旋盤にて
1個1個削っていきます。
これは大きな回転式キルンのローラーとなります。
鍛造とは、実は製作方法いくつかあるようですが、
写真の鍛造品は、熱処理、焼入れそして焼き戻しを行い
そしてハンマープレスで叩きます。たいへん丈夫な強度のある
材料、部品となります。
最近はあまり見かけなくなったようですが、
昔は、スチールの材料の成分がよくなかったせいもあり
鍛造品がよく使用されたとの事です。
今でも自動車のクランクシャフト、他シリンダーの筒等強度が必要な
部品として使用されているそうです。
弊社では、今でも重要部品は鍛造品使用します。
トロンメル選別機やキルンのローラーあるいは溶解回転炉のローラー等。
鍛造品は旋盤加工も時間がかかり、たいへん手間暇かかります。
しかし、それだけの十分な価値があります。
それでは本日はここまでです。
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2005.3.14 by 町工場の親父のスーパー息子