今後もこの世にない製品を作っていきます。
我が町工場では、同じ製品を作ることが殆どありません。
1品1品お客様の要望にあわせて一所懸命作ります。
お客様から色々な要望が出されます。
こんなことできるかな。ここをこうしてあれして。
マンガ絵書いたから、これ作って。
まず、難しいと思うけど何とか作って欲しい。
こんなアイデアなんだけど、どう思う。
それは、見たことがあるようでない製品。
それは、規格品では到底無理な製品。
それは、本当にこんなのできるのかなと疑問符がつく製品。
それは、お客様の頭の中では完成している製品。
それを我が町工場では何とか作ってまいりました。
そのまず図面書きでてやっていること。
私なりの図面の書き方は。
図面書きは最近は私が殆どやっています。
もちろん親父もやっていますが。
必要なこと。簡単なことです。
1.まず、大丈夫と思うこと。そして完成後の製品を思い浮かべる。
製品が頭のなかで完成できれば、必ずうまくいきます。
2.必要な情報を収集する。
それは、今まで製作した図面であったり、他社のカタログ、書籍
そして、インターネットで頭の中に入れます。
上記以外に、お客様での現場の他社の設置機器をよく見る。
また日頃からよく見ていること。
そして、ニコニコしながらお客様の考えていることをよく聞く。
このニコニコがポイントです。よく頭の中にはいります。
3.現場、工場でわれらが職人と楽しく働く。
一緒に働くことにより、どう図面書くと作りやすいかがわかってきます。
また、楽しく働いていると、われらが職人が製作について必要なことを
色々、具体的に教えてくれます。
ここでもポイントはニコニコしていることです。そうすれば、職人は
話してくれます。
4.いつも考える。
どうしたらよいかいつも考えています。
そうすると、不思議なことに向こうからやってきます。
いつやってくるかわかりません。
それは、食事中、朝起きた瞬間、トイレの中とか色々です。
ただし、幸せな気分いることが大切です。
つまりポイントはニコニコしていることです。
5.思うままに図面を書く。
私は、図面書きは、親父から手書きで学びました。
今は、CAD パソコンで日々書いてますがドラフターで書いていた
感触はまだ残っています。
頭で考えながらも、かってに手が動くことがたびたびあります。
どうも、頭だけでなく五感の感触で書いているようです。
ただし、必ずうまくいくと考えて書いています。
6.完成後の満足感、充実感を味わう。
私は、このためにもの作りに携わっているようなものです。
この感触はなんともいえません。
これがあるからもの作りはやめられません。
今後もこの世にない製品をどんどん作っていきます。
ここに、宣言して本日のブログを終わります。
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2005.3.20 by 町工場の親父のスーパー息子