コンベアベルトの裏側に蛇行防止用桟を取り付けても、桟が乗り上げ蛇行することがあります。

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写真のベルトコンベアはこの世にない製品と、私は勝手に思っています。

それは、
1)コンベアベルトは桟付樹脂ベルト
2)急傾斜搬送。搬送角度約37°
3)正搬送、逆搬送あり。
4)搬送物は20~30kgダンボール箱

樹脂コンベアベルトで傾斜角度37°30kg箱搬送はかなり厳しい条件です。
黒ゴムコンベアベルトであればそうでもないのですが。
今回はどうしても樹脂コンベアベルトでないといけない理由がありました。
それは又にします。


ベルトが蛇行しないように、よくコンベアベルト裏側に桟(突起物)を取り付けます。
そのベルトの裏桟をローラーあるいはスベリ板の溝を通るようにします。

コンベアベルトの裏桟がその溝を通るため、その溝から裏桟が外れない限り
コンベアベルトは蛇行しません。

その様子が上記右側写真です。

一方方向の運搬であれば良いのですが、逆方向の搬送もある場合
必ず100%近くコンベアベルトは蛇行します。

コンベアベルトが蛇行するとフレームにあたりベルトの端が削れたり、
あるいはベルトがフレームに乗り上げコンベアが停止します。

ベルトコンベアには蛇行は禁物です。

そのコンベアベルト裏桟を取り付けていても安心はできません。
特に正転、逆転運転する場合、殆ど蛇行するため調整するのですが
このベルト裏桟がローラー等の溝をはみ出し、ローラー上へ
乗り上げることがあります。
そうなると、コンベアベルトがきしむ音がし、ベルトが異常に引っ張られ
コンベアベルトへ非常に悪い影響を与えます。

ですので、その蛇行を前提に十分に調整が可能なように設計そして製作が必要です。
又、現地調整も十分に内容を把握した技術員が必要です。

実はこの写真の「この世にないベルトコンベア」は蛇行調整に苦労した
一品です。


話は変わりますが、お蔭様で予定通り2日間で現場工事終了しました。

次は5月1日、2日の現場工事に向けて、製作急ピッチで進めなければ
なりません。

間に合わなければ弊社町工場は、GW連休がなくなります。

それだけはご勘弁を-------------。

 
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 ここにはご勘弁ブログあるかな。
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 2005.4.27 by 町工場の親父のスーパー息子
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by moritoyamachan | 2005-04-27 19:55 | ベルトコンベア
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