9月2日 プーリーのクラウン加工を写真で説明します。


今日も暑かった。
今だ季節は真夏だった。
この世はやはり油断も隙もない。

もうすぐ夏の次は秋ですよと先日何日間は、思わせぶりな態度を表現していた。
そろそろ季節は変わるのかなと期待させておいて、実際は違う。

季節は豹変。又ここ何日間は夏どころか真夏なのだ。
豹変するのは君子だけでなく実は季節もなのである。(?)




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先日8月29日にベルトコンベアで使用されるプーリー(ローラー)について書きました。
その内容の中でクラウンについて書きました。
しかし、写真付での説明の要望があり本日は写真を掲載します。
クラウンの説明の要旨は再度下記に載せます。

それは、鋼管、パイプの両端を若干勾配が付くように削ります。
鋼管の上半分を想像してください。
極端ですが/ ̄\のように勾配をつけ削ります。
それによりコンベアベルトが真ん中の方向に寄ろうとします。
この勾配をクラウンと呼びます。
ベルトコンベアであってはいけない蛇行の対策の一つです。

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写真はベルトコンベア部品 テールプーリーの写真です。
パイプ両端の1/3ずつ旋盤にて勾配に削っています。
よく見ると分かります。
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これもプーリー(ローラー)です。
この写真のプーリーは平鋼で製作していますが、丸鋼で作る場合もあります。
これをカゴ形プーリーと言います。
何故こういう構造のプーリーを製作するのでしょうか。
それはプーリー(ローラー)へ搬送物が付着しないようにです。
プーリーへの搬送物の付着もコンベアベルト蛇行の一つの原因です。


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最近の我らが職人の様子です。
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この若い職人は一体何を溶接しているのでしょうか。







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そうです。ダクトのエルボなんです。
これは実は90°のエルボではありません。
微妙な角度のエルボです。
そのため繋ぎの円径鋼板を通常以上に多く使用しています。

設計する者そして作る者との融合の汗の結晶です。
な~ンチャって。


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こちらの若き職人は何を溶接しているのでしょうか。







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現在この製品の製作のため我が工場は占拠されています。
実はこの世にない製品作っています。
かなり大きな製品です。
排熱を有効利用した設備です。
説明可能な時期が来れば紹介するとします。

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話を元に戻そう。
この暑いまだ夏という季節の中我が社では、ある二つの大きな物件を同時進行
させている。
一つは上記写真に掲載し排熱使用の設備。
そしてもう一件も図面もほぼ完成しこれからいよいよ材料をわが工場へ
入れる事になる。
そして、この物件は旋盤加工もかなりあるため今回も社長である我が親父も
やってやるぞとばかり血潮をたぎらせ待っていた。
今か今かと、私の図面の進行状況をいちいち報告させていたのだ。

なんせ。この世にない製品。私は細部まで神経を研ぎ澄まし、懸命に
間違いがないように書いてきた。
機械は確かに大きいが、細かいところはやはり0mm以下の公差の世界。
実際製作し終え組み立てると図面と違う。
よく起こり得ること。その殆どが図面の間違いによるところが大きい。
やはり図面内容には間違いは許されない。
特に製作図面に関しては、それを元に我らが職人は作り組み立てていくのだから
なおさらだ。
それに時間は限られている。
限られた時間内に間違いのないよりよい図面を書かなくてはならない。

このよりよい図面とは。
この世にない製品の図面書きの間は頭はそのこの世にない製品のことで一杯だ。
朝起きてから眠るまで。
たまには夢にも出てくる。
不思議と寝ている最中でも突然頭のなかにアイデアがひらめく事がある。

こことここの干渉はどうしよう。
このローラーがこのスペースには入らない。
ここに点検口を取り付けないとメンテナンスができない。

いくら眠っていてもアイデアがでると目が覚める。
頭のなかでパッとひらめく。
しかし、一旦目が覚めると中々眠れない。
そのひらめきの瞬間は大概(たいがい)真夜中だ。
そのまま起きて会社へ行くわけにもいかずひたすら眠ろうとする。
しかし、そのひらめいた事が気になり中々眠れない。

そして寝不足のまま会社へママチャリで出勤する事になる。
しかし、このひらめき図面化すると成功する。
決して失敗する事がない。

この世にない製品を作るにはこのひらめきがとても大切なようだ。
そのひらめきは突然起こる。
上記には眠っている間と書いたがそれ以外でも思いもかけない瞬間に
頭に浮かぶ。

食事中。読書中。お客様とのニタニタ会話中。など。

このひらめき。発想を起こすにはとても大切な常日頃の習慣が大事なようだ。
自分自身意識している顕在意識。それ以外の潜在意識。
習慣は潜在意識によるところが大きいようだ。
その潜在意識とは何か。
表面に出ていない心の中。

実は表面にでていないこの潜在意識は人間を形作る大事なもののようだ。
その潜在意識を自分自身でコントロールできるようになればよいのである。

それでは人間は物であるのか。
細胞の塊だ。その細胞を形作っているのは実は物ではないか。
人間は生物と言われる所以である。
それでは人間は物である。
ではその物の内容を把握すれば人間そのものを把握できるのでは。

その物を追いかけている学問の一つに物理学がある。
そしてその中に量子力学がある。
物については大きな物の世界はニュートンに代表される古典物理学で既に
解明されている。
ところが物には人間の目では見えない物が存在する。
その目に見えない物を突き止めるため、実際の実験ではなく
人間の頭での思考実験に基づきその物の正体を突き止めようとしているのが
量子力学そして量子の考え方である。
マクロに対してミクロ。
目に見えないものの探求である。その探求研究には人間が介在する。
それでは人間の心も物であればどうであろうか。
心までが量子力学により数字化されるのであろうか。
心が分かるロボット、人を幸せにするロボットを作るためには量子の考えは
どうしても必要だと思われてならない。
最近量子の本は読んではいるのだがさっぱり分かっていない。
読めば読むほどなおさら分からなくなっていく。

話が全く別の方向に進んでしまった。
量子の話を書くのではなかった。


しかし、神様は人間に対して平等だ。
その時その時一生懸命力の限り精魂込めてやっている人間に対しては
優しいはずだ。

だからこそひらめき、そしてこの世にない製品を我らが職人と作り上げる。
決して他人をけなさず、批判せず、いつも笑顔で幸せな気分で上機嫌だ。
威張ることなく自慢もせず、互いに教え合いそして人の幸せを願う。
当たり前だ。
決して怒ることなく褒める。他人を褒めてどこが悪いのか。
そして会話では頷き上手。合いの手上手。
他人の話を合いの手上手に聞くのだ。決して遮らずそして頷きながら笑顔で
聞くのだ。

私達は物つくりをやっている。
その物作りに上記の一連のこと必要なのか。
ただひたすらしかめっ面で、勝ち負けで比較し、他人とひたすら比較しそして
何でも競争競争とやればよいではないか。
人生勝ち負けしかないのだ。成功と不成功しかないのだ。
他人など関係ないのだ。他人を蹴落としてでも這い上がればよいのではないか。

しかし、私達は違います。
物つくりに必要なのは実は笑顔なんです。
それは何故かって。
私達は物作りは自分達そして皆様の幸せつくりだと思っているからです。


それでは又です。


読破。
「心は量子は語れるか」ロジャー・ぺンローズ著
一応読み終えたと書いてはおくが。
ペンロースは量子力学の猫についてはコペンハーゲン解釈でも
そして多世界解釈でもないとの解釈だ。
実際数字で書いてはいるが私はよく分からなかった。

そしてこの本の主題である量子で人間の心まで分かるのかとの問いに
否定的な立場をとっているようだ。
つまり心は数字化されないとの立場のようだ。

本当にこう理解してよいもだろうか。
これが正解かどうかもよく分からなかった難解な本だった。



読破中
「すらすら読める風姿花伝」世阿弥著 林望著

古典の中でも経営ビジネス書でもよく見かけた本。
たまには古典に触れてみるのも良いかな~。

 
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 2005.9.2by 町工場の親父のスーパー息子

 研機株式会社/株式会社森山工作所(工場)
 福岡県福岡市博多区上牟田3丁目9-7 〒812-0006
 担当:森山他誰でも
 コンベア、選別機他産業機械機器全般。
 設計から製作、組立、据付及び修理、メンテナンスまで一環して行っている
 小さな町工場です。
 福岡空港そして博多駅の近くで交通の便は良いところです。
 いつもニタニタ笑顔でお待ちしてます。
 TEL092-411-1203
 FAX092-411-1259
 e-mail:info@kenmori.com
 スカイプID:supason(スカイプは日中接続目指しています。)

 ☆☆私たちの物つくりで皆様の幸せ作りができれば幸いです。☆☆
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by moritoyamachan | 2005-09-02 21:04 | ベルトコンベア
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