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4月1日 エプロンフィーダについて


本日はいよいよ我らが職人は新幹線に乗り込み、中部へと向かった。

しかし、始発ののぞみに乗ろうとしたが既に満席。
そのため約1時間遅れで出発した。
博多駅より現地まで最低でも約4時間半はかかる。

今現在の日が既に暮れた時刻でもまだ仕事はもちろんやっているはずだ。
限られた日時。
今日の追い込みが物を言うのは書くまでもない。




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硬い塊などの供給装置にはエプロンフィーダが使用されることが多いです。
エプロンフィーダとはエプロンコンベアと同じ構造で
両側にコンベアチェーンを走らせ、そのチェーンにエプロンと
呼ばれる鋼板製の特殊な板を取り付けます。
そしてそのエプロンに処理物を載せ、コンベアチェーンを進める事により
搬送物を運搬します。

ホッパ下に取り付けられるフィーダ。
ホッパに投入されるものが硬い塊とするとその物がそのままフィーダ上に
落下することになります。
その衝撃はかなり大きなものになるため、それに耐えうる構造のフィーダが
必要となります。

その際、採用されるのがこのエプロンフィーダです。

かなりの重荷重に耐えうるフィーダがエプロンフィーダです。
但し、金額は他のフィーダと比較すると高価といえます。





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本日はある図面を描いていた。
何とか本日完成。
そしてお客様に連絡取り、簡単な訂正はあったが無事図面内容了承頂く。
早速製作にかかることになる。

この図面。
確かに今現在はパソコンを使用しCADで書いている。
私は今のところ2DCADでしか書けない。
しかし、我がパソコンには3DCADのソフトは入っている。

一時期はこの3DCADを覚えようと頑張った。
しかし、その時間がない。
それは2DCADとの操作そして設計する際の頭の使い方全く違うため一から
覚えないといけないからだ。

私は過去CADで図面を描く前はドラフターで手書きで書いていた。
ドラフターで描くのは確かに時間がかかった。
頭に描いた内容を先ず縮尺を計算し、その数字に基づき定規の目盛を
見ながら線を1本1本引いていく。

それは手でやるのであり、右手には鉛筆を持ちそして左手には定規を持っていた。
定規を左手てきぱきと動かしその定規に沿って右手で線を引き書いていく。

そして、前回書いた図面は参考にはなるがパソコンCADのように
そのデータを元に訂正あるいは追加すれば完成という訳にはいかなかった。

似たような構造で似たような製品であっても、一から書き直す事も多々あった。

しかしだ。
手で書いていた。
実際手で書いていた。

確かに時間はかなりかかっていた。
今現在のCAD図面と比較すると雲泥の差だ。

しかし、取り合いの間違いが少なかった。
そして、なぜかしら頭にアイデアがぱっとひらめくことが多かった。

先ず取り合いについて言えば、実のところパソコン上では完成した製品で
あっても実のところ製作が不可能な場合がある。

スパナが入らない。ボルトが入らない。
構造が作れるはずのない構造になっている等。
そして実際の寸法がとてつもなく大きかったり、そして小さかったり。
パソコン画面での製品と実際の製品との寸法の数字の感覚がある意味
麻痺してしまう場合がある。
この現象は実のところ手書きの際にはあまりなかった。

このため私は、CADで図面を描く際、必ずスケール、巻尺でいちいち寸法を
確認しながら図面を描いている。
そして鋼材の形鋼の確認を自分の目で実際何度も工場へ赴き何度も行う。
頭に入っている寸法と、実際の寸法の数字の差をできる限りなくすためだ。

手書きの際はいちいち縮小する行為が必要だったためだろうか。
左手に持つ定規の数字を自分の目で確認していたためだろうか。


そしてもう一点のアイデアが浮かぶということ。
決してCAD図面で書いている際も浮かばない訳ではない。
しかし、なぜかしら自分の手で書いていると手ごたえがあった。
この方法はどうであろう。
そう思い浮かぶと自分の手で鉛筆で書いてみる。
そうすると次なるアイデアが浮かび上がる。
右手で書くとなぜかしら次から次へと思い浮かんでいたような。

しかし、今現在浮かんでこないわけではない。
鉛筆が、マウスそしてキーボードに変わったに過ぎない。

しかしながら感触が異なるのだ。
これは以前より思い浮かぶ内容が劣っているという事ではない。

自分の体で感じるアイデアの浮かび方の相違を書いているだけだ。

それは身近に感じられるアイデア。
今現在は、なぜかしら自分とは若干ではあるが距離があるアイデア。


この数字に対する感覚。
そしてアイデアが思い浮かぶ自分の体に感じる感触。

手書きの頃と比較するとずいぶんと変わったと思っている。

これから先、当然ながら手書きで描くことはもうないだろう。
両手の自分の体を使ってのドラフターでの図面書きをする事はないであろう。

昔から図面書きは時間との勝負だ。
いかに短時間に素晴らしい完璧な図面を描くかがものづくりのそのものを
左右する。

しかしだ。
これだけは変化していない時間がある。
それは描くべき図面の内容を自分の頭に思い浮かべる時間。
そして頭の中で組立そしてどういう構造になるかを考える時間。
この時間は実のところ手書きの頃より長くなった気がしてならない。

私は今後3DCADを覚えていくつもりだ。
これは2DCADとは体に感じる感覚が全く異なる。
頭に思い浮かべる内容がそのまま図面化されることとなる。
そうであれば取り合い等2DCADで補えなかった間違いも起こりにくくなるであろう。

しかしだ。
自分自身で立体図を思い浮かべる能力はいかなるものになるのであろうか。
いちいち立体で思い浮かべなくてもパソコンが作ってくれる。
頭でイメージする能力。

どうなるか。
自分自身で非常に楽しみでしようがない。


図面書きに対する自分の感触。
いずれの日か又、文章化してみたい。
それはきっと3DCADを使い始めた頃になるのであろうか。

それでは又です。


読破中
「蒼穹の昴 2」浅田次郎著
明日は読みます。
本日少々朝が早かったため読む時間が取れんやったとです。



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 皆様たいへんお世話になり有難う御座います。
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 我らが職人からは一切連絡はありません。
 博多を旅たって梨のつぶてです。

 これはうまく事が運ばれている結果です。
 うまくいかなければ即座に連絡が入ります。

 今日は遅くまで頑張るんだろうな~。
 
 「お疲れさん。」
 そう博多の町で私はつぶやいています。

 今回は東京の助っ人の方にも手助けしていただいています。


 私はただ祈るだけです。
 決して心配などするものですか。

 心配は心配を引き起こします。

 ただひたすら声援を送りそして祈るだけです。
 大昔の大学応援団の頃を思い出して。

 
 ニタニタ会も宜しくです。
 本当にお気軽にご参加下さい。
 取り締まられ役会長は本当に「シャイ」なんです。
 これは4月1日嘘の日でも嘘ではなかとです。

 それでは「シャイ」なら。 

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 今日から新年度4月。
 ニタニタ~っ!!
 
2006.4.1by 町工場の親父のスーパー息子
 
  ・・・・愛語とは
     「楽しい、嬉しい、幸せ、大好き、有難う、愛してる、ツイてる。」でしょうか。


  ・・・・私は笑いの上級者を目指しているとです。
      私を見かけてニタニタしていなければ、叩かないでくすぐって下さい。
      叩かれると痛かです。 


 研機株式会社/株式会社森山工作所(工場)
 福岡県福岡市博多区上牟田3丁目9-7 〒812-0006
 担当:森山他誰でも
 コンベア、コンベヤ、選別機他産業機械機器全般。
 設計から製作、組立、据付及び修理、メンテナンスまで一環して行っている
 小さな町工場です。
 福岡空港そして博多駅の近くで交通の便は良いところです。
 いつもニタニタ笑顔でお待ちしてます。
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 e-mail:info@kenmori.com
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by moritoyamachan | 2006-04-01 20:01 | フィーダ
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