5月19日 特許出願済みベルトコンベア式汚泥乾燥機の開発成功に至るまで。第6話。


昨日よりちょいと書き出した雰囲気、オーラとカリスマの関係についての議題。

何と早々にしてこの議題について取り上げて頂いた人物がおられる。
この世にないものづくり愛好会会長である博多のたけちゃん。
自分のブログで本業であるジュエリー作りでのオーラの漂うデザイン作りの
宣言をされている。
ジュエリーのカリスマといわれる日は間近に違いない。

そして何と同郷福岡でものづくりされている時の旅人Mt.Sunさんには、ベルトコンベア式
汚泥乾燥機の連載について紹介していただいているのです。

お二方。感謝にたえんとですっ。!!




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特許出願済みベルトコンベア式汚泥乾燥機。
4号機まで失敗に終わりいよいよ5号機目ということになった。
この5号機改造製作するに当たって、エンドユーザーへ私も飛行機で足を運んだ。
その際、当然ではあるが、一刻も早く成功しそして、一刻も早く納入してくれとの要請を受けた。
かなり期待されていた汚泥乾燥機には間違いなかった。

実はこのお客様は他の方法で実際汚泥を乾燥させた過去があるらしい。
しかし、いずれも失敗だった。
そのため今回のコンベア式乾燥機にかける期待はかなりのものだったに容易に想像できた。

4号機の次の5号機での成功への道のりに残された時間はなかった。

しかし、実は我が九州は福岡、博多の町工場。
5号機改造製作にかける人手と時間はないに等しい状態の時期であった。
ちょうどその頃短納期のそれもかなり大きな物件の受注があり、その製品の製作に
人手をかけなければ到底その納期には間に合いそうもない状態だったのだ。

しかし、5号機は必ず成功させ納品しなければならない。
そして残された時間は皆無に等しい。
私には最早このコンベア式乾燥機。汚泥乾燥機には到底かける時間はなかった。

そのためこの5号機に力を発揮してくれる人物に頼るしかなかったという事情もあった。
その人物が今まで必死にこの乾燥機の為に全身全霊をかけてくれていた、
発注メーカーの担当者。今現在の東京出張所のメンバーなのだ。

コンベア式汚泥乾燥機の5号機の設計は殆どこの人物に頼った。
そして製作する人間はどうしても我らが職人に頼らざるを得ない。
そのため我が町工場の我らが職人は休日なし。そして毎日夜遅くまでの残業という
ことにどうしてもなった。

今にして考えてみれば、誰一人として文句、不満を言うことがなくそして助け合いながら
ものづくりを続けていた。
それは助け合うからこそ、疲れた体でものづくりが続けられたのであろう。
そして、誰一人としてダウン、倒れることがなかったのは幸いであったと言える。
あれだけ過酷な労働条件であったにも係わらず、誰一人として脱落者が出なかった。
それについては何と表現すべきなのであろう。
果たして言葉に表すべきなのであろうか。


いずれにせよ5号機でようやく成功する事になる。
このブログでも5号機で成功するまで4号機で失敗した後は一切記事にしなかった。
それは最早後がなかった事の裏返しでもある。

我が町工場の一人一人そして技術者魂に溢れた人物のお陰で成功にいたる。

塗装汚泥を投入し、そして加熱部を通る時間をひたすら待つ。
その加熱部を通る際は塗装汚泥の乾燥の具合は全く外からはわからない。
そして排出部から出てくる乾燥した塗装汚泥を皆いっせいに覗き込む。
それは今まで目にしたことのないふっくらと乾燥した塗装汚泥であった。

それを助っ人である技術者は箱に集め重量を測る。
そして投入の際の重量と比較する。

やはりその顔の表情には笑顔というほころびがあった。
その笑顔につられ我が町工場の全員の顔の表情は満面の笑顔へと変化する。
たった今。つい先程まで不安げな心配で胸が一杯であることが外から誰しもがわかる
表情だったのだ。
その表情が誰しも笑顔へと変わったのだ。

成功である。
失敗ではないのである。

その5号機でようやく成功したのが実に年は変わり既に2月の初め。
冬の季節の真っ最中で寒さが身に染みる季節。
その寒さを吹っ飛ばすごとくに塗装汚泥は乾燥することに成功したのだ。
8月盆休み明けから約半年。何と6ケ月の月日を要した事になる。
これまでに支払った金額はもちろん小さな町工場としては莫大な金額だ。

そして成功して早々に納入するべくエンドユーザーの方に来福して頂く事になる。


今回の5号機の写真は下記の通り。
ヘッド部(前)とテール部(後)のプーリー(ローラー)の加熱は従来通り。
これには変更はない。
但し、コンベアベルトで加熱する部分は大いに変貌を遂げる。
従来あったコンベアベルトで挟み込む構造を今回はあきらめた。

そしてベルトコンベア部分を通過するメインの加熱乾燥部分は上からはヒーターによる
加熱。
そして下の部分からはコンベアベルト受け、滑り部分を蒸気で加熱する。
その熱をコンベアベルトへ伝えその熱で汚泥を乾燥させた。
実のところ今方法は、従来の方法と何ら変わらない。
しかし、その蒸気で加熱する構造を全く従来と異なる造りとしたのだ。
蒸気の圧が下がらない。圧が下がらないのであれば当然温度も下がらない構造へと。

つまり、このベルトコンベア式乾燥機のメインの乾燥部分の構造を全く新しいものへと
改造したのだ。
確かにベルトコンベア上からの加熱方法を蒸気をあきらめ、電気エネルギーによる
ヒーターへと変更した。
しかし、一切火は使用していない。
安全であることには変わらない。
そしてヒーターヘの変更における電気量のランニングコストは、汚泥処理の産廃費用と
比較すると十分にペイする金額であった。

ヒーターは少々特殊なヒーターを採用している。
このヒーターを使用すればこのコンベア式汚泥乾燥機。
5号機を発展させれば、十分炭化装置としても活躍できそうであったし、今後製作を
実行する価値はあると判断できた。
そうなると短いそして省スペースであるコンベア式乾燥機で炭化までできる
コンベア式炭化装置へと展開できそうだ。

とうとう5号機で成功した。
今までの疲れが吹っ飛んだのは書くまでもないであろう。


5号機の外観。
上部ヒーターによる加熱の様子。
c0056840_2174485.jpg



排出口。
プーリー(ローラー)は一本へと数が減っている。
c0056840_2175419.jpg



投入口。ここは2本のプーリー(ローラー)で挟み込みながら汚泥を進行させる。
上のプーリー(ローラー)が加圧ローラーで、汚泥の厚みをこれで調整できる。
汚泥の厚みが薄ければ乾燥できる量は減る。
厚みが厚いと乾燥量は逆に増える。
しかし、乾燥具合とのからみが当然でてくる。
コンベアスピードも乾燥には大切な要素であるためインバータにより可変速可能としている。
c0056840_218588.jpg




次回へ続く。




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本日も雰囲気、オーラとカリスマとの関係について解き明かす時間は
既になかとです。
この議題についても次回以降に。
しかし、この議題。果たして期待されていますか?



それでは又です。


昨日読破。
「物理学はいかに創られたか 下巻」アインシュタインインフェルト著 石原純訳
いよいよローレンツ変換。そして放射能の話。
しかし、内容についていっているのだろうか。
本人も不明。



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by moritoyamachan | 2006-05-19 21:20 | 乾燥機
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