2005年 02月 26日 ( 2 )

黒ゴムコンベアベルトも滑り仕様の場合は、裏面帆布ベルトを使用します。

c0056840_1736423.jpg
c0056840_17365133.jpg

写真は弊社で最近製作機会の多い、産廃業種向け
手選別ベルトコンベアです。
地元福岡県は速度が5M/分と決められています。

しかし、上と下の写真のコンベアの構造には大きな違いがあります。

それは、ベルト搬送面(上側)のベルト支持方法に違いがあります。

上記写真は、ベルトを鋼板の上を滑らせています。
但し、ベルトへの負担を考慮し何本かローラーを入れています。

下記写真は、ベルトを受けているのはローラーのみです。

手選別コンベアはフレーム内下に、搬送物が落ちない、入りこまないよう
鋼板の上を滑らせる方法が好まれます。

但し、ローラー式も工夫すればフレーム内には落ちません。

コンベアベルトの黒ゴムベルトは通常、中の帆布(特殊な布)を
上下カバーゴムで挟み込む構造になっています。

そのため、鋼板滑り構造のコンベアで普通ベルトを使用すると
1)ベルトと鋼板との磨耗で大きな音がする。
2)ベルトと鋼板の接触により、ベルトが削られ、
  削られた物が散らばる。

といった現象が発生することがあります。

そこで、黒ゴムベルトの裏面が帆布のベルトを使用すれば、
上記現象一気に解決します。

張力もあり心配要りません。

樹脂コンベアベルトの場合は、裏面帆布ベルトが一般的です。

 ホームページ 研森.COM
 メルマガ 「もう悩みません。コンベア・産業機械」

 2005.2.26 by町工場の親父のスーパー息子
[PR]
by moritoyamachan | 2005-02-26 18:01 | コンベアのトラブル

材質ステンレスは加工時間がかかります。

c0056840_16294197.jpg

c0056840_16301742.jpg

上記写真は、我らが職人が普通旋盤でローラー加工をしている
ところです。

下記写真はそのローラーが完成に近づきあるところの写真です。
他社の製品なのですがお得意様のご要望により緊急対応
しているところです。
外径φ400 軸受シャフト部φ100 全長約700Lです。
これだけ大きいと通常は、鍛造で作ります。
しかし、機械が1日止まるだけで何百万円の損になるため
今回は緊急対応として大きい材料からの削り出しです。

旋盤加工だけではありませんが、材質により加工時間が異なります。

写真は材質S25Cを研削していますが、材質には様々あります。

同じスチールでもカーボン(炭素)の入り具合で削りやすさ、にくさが
あります。

最も加工時間がかかるのがステンレスです。
その材質に合った、バイトやチップで旋盤加工するのですが
ステンレスは非常に熱を持ちやすく、材料とバイトが焼け付き、くっついた
状態になりやすい性質があります。
なるべく高温にならないよう時間をかけます。

ステンレスの場合単純にボルトとナットを締めつけようとしただけで、
焼け付き、回らなくなることさえあります。

溶接の際も、熱により簡単に曲がる、ひずむ等厄介です。
厚みがいくら厚くてもかわりません。
その場合は、熱をかけ戻します。

 ホームページ 研森.COM
 メルマガ 「もう悩みません。コンベア・産業機械」

 2005.2.26 by町工場の親父のスーパー息子
[PR]
by moritoyamachan | 2005-02-26 16:53 | 我らが職人