写真はベルトコンベア部品 テールプーリーの写真です。
パイプ両端の1/3ずつ旋盤にて勾配に削っています。
よく見ると分かります。
ベルトコンベアは通常3つのプーリー(ローラー)で構成されています。
1.ヘッドプーリー
搬送方向先端のローラーの名称。
このプーリーが回転することによりコンベアベルトが進む。
2.テールプーリー
ヘッドプーリーと反対側先端のローラーの名称。
3.スナッププーリー
ヘッドプーリーのリターン側(ベルト戻り側)近くに取り付け
ベルトのヘッドプーリーの巻きつけ角度を大きくする役目を担う。
そのことによりベルトのスリップを防止する。
他に、ヘッドプーリーとの距離を若干取り、蛇行防止調整用
ローラーとして使用する場合もある。
この3つのプーリーはベルトコンベアの重要な部品です。
コンベアベルトの蛇行を防止するため、写真のように
パイプ両端を勾配をつけて削ります。
これによりベルトが真ん中の方向へ進もうとします。
この勾配に削ることを通称
「クラウン」と言います。
例えば、このプーリーはクラウンが付いている。と表現します。
このクラウンの取り方の詳細についてはまた後日まとめます。
話は変わりますが、
本日は、このブログを書き始めの日と同様快晴です。
そして、たいへん暖かくすごし易く気持ちがよいです。
ちょっと古いですが 「もうすぐは~るですねえ。」(キャンディーズ)
ホームページ「研森.COM」
メルマガ「もう悩みません。コンベア・産業機械」
2005.3.16 by 町工場の親父のスーパー息子