繰り返すがバイオマスとは一体なんぞやとなるが。カーボンニュートラルという言い方すると下図が分かりやすいだろう。
全ての図はクリックされると
Flickrへ飛び大きな図で見れます。
次にバイオマスの種類と特性。現在弊社で火を使わず乾燥させ燃料化出来るのは下図廃棄系バイオマスそして未利用バイオマス、木質、草等可能だ。
下図が農林水産省の地球温暖化対策の戦略図。
そして木質資源の利活用での地球温暖化対策についての図だ。
化石燃料は輸入に頼らざるを得ずCO2を排出し環境保全に逆行する。日本国内にある再生可能エネルギーであるバイオマスを利活用することにより1)地球温暖化防止。2)循環型社会の育成。3)新産業の創出。4)農村漁村の活性化。ひいては地域経済の活性化。そして雇用の確保。5)日本国内でエネルギーの確保。と様々な利点が発生すると信じている。特に新産業の育成、新しきビジネスモデルを考え実現すれば疲弊している日本のものづくりへの貢献もできるではないかと考えている。常に空っぽの頭で新しきアイデアを練らねば糞親父のままに違いない。
今現在開発途中である乾燥機一体型ボイラーだがなにも木質バイオママスにだけ限っている訳ではない。乾燥すれば燃料となり得るもの全てに適合するべく開発邁進している。確かに次より木質バイオマスにについて述べる。その最後には木材チップボイラーのメーカー名が記載されている。その中に過去、現在と日本国内を席巻しているシュミット社の高水分率対応木材チップ乾燥機がある。これは木材チップが水分率が高くとも燃料として使用でき、現在の日本国内でのメーカが太刀打ちできない製品だ。これを目指しているわけではないがこれを目指さない訳にはいかない。だが実際はこれのみをライバル視している訳でもない。もっと大きな構想としての木質バイオマスであれば新しきモデルはないかと模索している。それは弊社のみの頭での考えではないが既にその絵は描かれており木質をなるべく破砕せずそして高水分率のままボイラーへ投入し燃料とするという構想だ。従来の工程をなるべく省略化し木質切り出しから燃料の原料とされ燃やされるまでを如何に短縮しコスト削減に繋げる事が出来るかを考えている。既に構想は出来上がっている。乾燥はボイラー排熱を利用し新たなる熱源は全く必要としない。ボイラーから排出される他のものまで一切捨てることなく利活用できる仕組みを考えられている。今内容はここまでとしよう。私一人で考えた訳ではなくこれにはあの方、この方そしてあちらの方まで絡んでいる。もちらん弊社としては乾燥機一体型ボイラーを先ずは開発せねばならないと記す。
では木質バイオマスについて
先ず木質バイオマスを資源としてどういったエネルギーになるのか。大きく3つに区分される。
木質バイオマスエネルギーフロー図
木質バイオマス、木材では資源そして原料、燃料としは大きく二つがある。ひとつが木材チップ。ひとつが木質ペレット。それぞれの内容について記載する。先ずは木材チップについてそして燃焼フローについて。
そして木質ペレットそして燃焼フローについて
木質ペレットは木材チップより作業工程が多く複雑で手間ひまがかかりコストが掛かり高価だ。それでも木質ペレットが使用される理由はある。
次にボイラーについて。
そしてあのライバル視すべきシュミット社のチップボイラーの紹介も。
木材バイオマスには木材チップそして木質ペレットがありそれぞれに特徴がある。その特徴に合わせた使用方法がありそれに対応する機器も異なる。現状の更なるコスト削減に繋がるビジネスモデルが成り立つためには高水分率荒破砕チップ対応乾燥機一体型ボイラー開発は欠かせない。そして開発成功時点でそのビジネスモデルは更なる発展を見せるかも知れない。決して詳細を書かないいや書けないビジネスモデルは果たして実現するのか。切り出し、破砕、乾燥そしてボイラ燃焼。それには林業、トラック搬送、誰が破砕しどこに設置するのか。そして何の目的に利活用するのか。全体のコストで化石燃料に打ち勝つことだできるのか。だが、今日のエントリーの内容は既に他の素晴らしき人物が考えだし既に実現段階に至っているかも知れない。それにしても最近いくら働こうと寒い季節だけでなくふところまでもが寒が戻ったままなかなか春が来ないのは誰のせいか。もちろん今だに糞親父である私のせいだあ。
出典:
よく分かる資源・環境対策 農林水産省
木質バイオマスエネルギーの利用 和歌山県
木質資源利用ボイラー導入指針 岩手県
それでは又です。
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2010.3.7 by 博多の森と山ちゃん
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