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8月14日 流体の流れとセールス我らが職人


いつも朝が早い森と山ちゃん。
早いとは別段深い意味も、都合も、言い訳もそして屁理屈も何もない。
森と山ちゃんがただ純粋かつ単純に朝早く起きるという事実を確認しているだけだ。
ここではイニシャルが何であろうと、本日は既に会社にいようとそして既に朝日で
額から汗が流れていようと何ら深い意味も、都合も、言い訳も、屁理屈もそして
疲れも何もない。




でも鳥のように青空を涼しくそして爽快に飛び回れたらなあ~っ。







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物理で言う流体の流れには大きく二つがある。
流体とはもちろん液体そして気体を指す。

その二つの流れとは「層流」と「乱流」だ。
簡単に書くと乱れがない流れが層流で乱れがある流れが乱流だ。

具体的な例を示す。
只今お盆という頃合から線香の煙を例としよう。
線香に火をつけ煙を炊く。
その煙は始めは真っ直ぐと真上に向かって整然と線を描きながら上昇する。
これが層流。
ところがある程度の高さになると急にその流れが乱れる。
これが乱流。
実のところ風が吹かない無風であってもこのような状態となる。

他に身近な例をもうひとつ。
水道の蛇口をひねり水を出す。
僅かな水量であれば線を描き真下にまっずぐ水は落ちていく。
これが層流。
ところがある程度の水量となるとどうしても乱れながら落ちていく。
これが乱流。

この流れの実験で有名なのが「レイノズルの実験」。

しかし、流体の流れには色々な要素がからんでくる。
流体の粘性。そして速度。つまり流速。

これらの例を示したのは実のところある結論を示したかっただけだ。
それはあくまでも自然の現象なのだが。

流れとは常に乱れようとする。
つまり流れとはそのものは常に不規則に乱れようとする性質があるということだ。
つまり乱流こそが流れの本来の姿なのだ。

この乱流を利用した物にゴルフボールがある。
ボルフボールは球の形をしているがでこぼこなディンプルというくぼみが周りを埋め尽くしている。
実はそのディンプルがボールの飛距離に多大なる貢献をしている。
ボールのそのディンプルくぼみが飛んでいる際にボールの回りに積極的に流れの乱れ
つまり乱流を引き起こし、ボールを遠くまで飛ばすことができる。
それは全くくぼみがないボールと比較すると一目瞭然らしいのだ。

それはボールの飛ぶ後には空気抵抗の渦ができる。
その渦をディンプルのくぼみで渦を小さくできる。
それにより空気抵抗がそのくぼみのあるゴルフボールに対して少なくて済むという事だ。

そして次に層流を利用したもの。
それは飛行機の翼だ。

長くなるため説明は割愛する。
どうしても自分の知識として蓄えたい方はどうしましょう。
個人教授も私は受け付けます。
しかし、イニシャルはHです。


先を急ぐ。

--------------


閑話休題。

我が九州は福岡、博多の町工場の日頃の町工場の活動は、設計に始まり製作、そして据付、修理。
お客様の工場での現場作業も行う機会も頻繁にある。

普段ものづくりを行う目的の最も大切なことはいかにお客様のお役に立てるか。
そして我が町工場のものづくり情熱がいかにお客様に喜ばれるか。
これは当然至極で当たり前のことだ。

では先ずはどうすれば良いか。
これも至極簡単だ。
お客様の要望を聞く。
直接会ってそしてお客様の工場へ訪問し見てそして聞く事だ。
それがものづくりの始まりだといつも思っている。

いくら我が狭い工場内で少ない人数で議論し、考えものづくりをやったとしても
お客様の要望に合っていなければ売れるはずがない。
そして、世間の我が町工場の外で一体何が起こりそして何が求められているかが
わからなければそれがお客様のお役に立てるものづくりだとは到底言えない。

それではものづくりのはじめはどこにあるか。
繰り返し書くがいとも簡単だ。
あくまでもお客様の頭そして心にあるのだ。
それをいかに把握しそしていかにものづくりに反映させるか。
それこそが我が小さな町工場の原点であるはずだ。

幸いにも我が町工場はお客様と接する機会が多い。
それは営業を日頃担当する私のみではなく我が町工場の職人を指している。

職人のみでお客様の工場へ作業のため訪問する機会が多々ある。
そして当然その現場の担当者の方と会話しそして作業を進めていく。
直接お客様と接するのは何も私だけではない。
我らが職人も接しているのだ。

そこで職人は何かしらお客様の考えを自分の耳で聞いている。
あるいはお客様の相談に乗る機会が多々ある。

私は我が町工場の職人を立派な一人前のセールスマンと考えている。
それは何も物を売り込むと言うことではない。
お客様と接しそしてお客様と会話する。
それだけで立派なセールスマンだと日頃思っている。

私はある運送会社では運転手はセールスドライバーとして日頃活躍しているのを目にしている。

それと同義語で私は「セールス職人」という名称を使用してたい。
確かに我が町工場のセールス職人はゴルフボールのようにデコボコかもしれない。
方言丸出しでそして敬語もうまく使えるかどうかは疑わしい。

しかし、ゴルフボールのデコボコのディンプルが乱流を引き起こしそれが大いに役に立っているのだ。

それと同じようにデコボコが多々ある我らが職人も同様に我が社にとってはかけがいのない
セールスマンでもあるのだ。
実のところ「セールス職人」である我らが職人の一言で注文をいただける内容が少なくない。
実際自らの腕で日頃ものづくりをやっておりそして現場で百戦錬磨鍛えている職人の言葉に
嘘はなくそれこそが絶大なる信頼の置ける一言には間違いない。

確かに方言丸出しそして丁寧語もろくに使えないだろう。
しかし、そのデコボコがかえって職人ならでわの味わいを醸し出していると表現したいのは
私だけだろうか。

しかし、いかにセールス職人が信頼されるか。
それはいかにお客様に信頼置かれる腕を持っているか。
それが第一義であることは何も書くまでもないであろう。



今日は月曜日のはずだが。
周りはいたって静か。
しかし、蝉のざわめきだけが私の耳をつんざく。
真夏日はまだまだ続くようだ。







それでは又です。





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 皆様たいへんお世話になり有難う御座います。
 セールス職人は腕も確かだブログあるはず。
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2006.8.14by 博多の森と山ちゃん



by moritoyamachan | 2006-08-14 08:29 | 我らが職人
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