写真は、我らが職人が材質ステンのアルゴン溶接をしているところです。
製作するのに、もちろん様々な材質を扱います。
それに応じて加工方法を変えます。
溶接も、通常弊社工場での作業では炭酸半自動、あるいはアルゴン溶接ですが
お客様の工場での現場工事では、アーク溶接となります。
それは、半自動溶接機は炭酸ガス、アルゴン溶接はアルゴンガスが必要です。
しかし、アーク溶接機はガスが必要ありません。
但し、ステンの溶接等はアルゴン溶接でないと難しい場合があり、ガスのビン
を持ち込み作業します。
半自動溶接機は溶接ワイヤー、アルゴン溶接機はタングステン棒、
アーク溶接機は溶接棒を使用します。
又、お客様の現場工事等で溶接機用の電源がない場合、エンジンウエルダー
(エンジン式溶接機)を使用します。
これもアーク溶接と同様溶接棒を使用します。
最も効率の良いのは半自動溶接機です。リール巻き状に長く巻いてある
溶接ワイヤーを使用するため、溶接棒のように棒が短くなれば
取り替えるという作業が必要ありません。
但し、炭酸ガスを使用するため、風の影響を受けやすく屋外工事ではあまり
使用されません。
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2005.2.19 by 町工場の親父のスーパー息子